非暴力平和隊・日本

Rumors of Peace 2001〜2004:2004年4月号(日本語版)

親愛なるみなさん

平和隊のチーム・メンバー増強のために貢献をいただいたみなさんに格別の感謝を申し上げます。私たちは今月初頭、スリランカの私たちのチームに2人の新たなチームのメンバー、ポルトガルからのと男性とパキスタンからの女性を送り出しました。また私たちは現在、間もなく送り出すことにしたいと望んでいる3人の経験を積んだメンバーを承認する最終段階にあります。みなさんの早速の応答がなくては、私たちはこのことを果たすことはできなかったでありましょう。スリランカの人びとは、今月の初めに平和的な選挙のために、投票所に行きました。公正で自由な選挙を支持するために、2万2000人以上の国内ボランティアと200人を越える国際ボランティアが選挙監視員として奉仕しました。

PAFFRELによって開かれた国際ボランティアのためのオリエンテーションにおいて、平和隊チーム・マネージャのジャン・パッションが驚いたのは、「平和隊につながっているから、ここにやって来たんだ」と発言する人たちがこんなにも多いとは、ということであった。平和隊ボランティアから直接得られた選挙の評価については"Sri Lanka Election Marks Nonviolent Milestone"(日本語訳英語原文)を参照願います。

3月に、平和隊代表たちの国際的なチームが、ウガンダへ調査訪問をしました。(アチョリ宗教者平和創設委員会(Acholi Religious Peace Initiative)から招聘されたもので、このチームは、ウガンダにおける可能性のある非暴力介入の役割について探求するために、政府側要人や宗教界指導者あるいは市民社会のリーダーたちと数十回にわたり対談しました。この訪問の時の写真はUgandaを参照願います。(訳者注:君島さんから4月23日に流された「2004年庭野平和賞について」を参照)

世界中で起きている非暴力の行動について、多くの情報をお寄せいただいていることに感謝します。アルン・ガンディー(訳者注:マハトマ・ガンディーのお孫さんで3回来日されている)は、寄稿の中で「私たちの隣人に対して起きていることは、結局は私たちに対して起きるのです。私たちが他人に対してやることは、結局は10倍になって私たちに戻って来るのです」と書いています。米国のニケルス一族がその証明を提供しています。Stories of Nonviolenceを参照願います。

みなさん、私たちはこのことを良く知っています。 ご支援をありがとうございます。

メル・ダンカン
事務局長

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