スリランカ復興開発NGOネットワーク会合(2004年5月11日)への出席報告
NPJは過日、スリランカ復興開発NGOネットワークに対して、同ネットワークへの参加希望を表明しました。4月の会合に引き続いて、5月の会合への出席を呼びかけられ、NPJ事務局の松代さんと佐藤が以下の会合に出席しました。(先回は、共同代表の大畑さんと、松代さんが出席しました。)
- スリランカ復興開発NGOネットワーク会合(5月11日午後2時〜4時)
- スリランカ復興開発NGOネットワーク拡大運営委員会(同日午後4時〜5時半)
*1と2の会議内容について簡単に。
- 1では、スリランカ復興開発NGOネットワーク会事務局長(大津さん)から、最近の活動報告と、12日(終了)の日本・ノルウェーのシンポジウムに新石さんが主席することとが告げられ、新石さんから、その内容紹介。その後、各団体の活動報告が求められ、NPJは、6月26日の第1回スリランカセミナーの予告をして、それ用につくられたチラシを配布。
- 2では、事務局がBAJから、IMADRに移行する予定であるとの報告と、次年度の活動の検討。次に、NPJの参加は未決であるとの報告がされ、そこでの論議となったが、結論は次回会合以降に持ち越された。
(議論の内容は以下。)
#1: 現在の加入11団体のうち、4団体のみの出席の場所では決定できない。NPJのイメージに同ネットワークとの間にギャップを感じる・・・。
#2: そもそも加入規約がないし、断る理由はないのでは?
#3: ゆるやかなネットだし、前向きに。運営委員会も移行するので、全体として議論すべき。
#4: 情報共有の場なのだから、参加は有効では?
結論: 他の参加団体を無視したくないので、結論は次回会合以降に持ち越す。
次回もまた、きてください。
*出席の感想をひと言:
- 国際NGOの人々は、四苦八苦して外務省ないし政府から活動財源を得、現場の役に経ちたいと願っているのに、システム故の大きなジレンマを感じざるえない。このような状況が、日本ではいつまでつづくのだろうか?
- “反政府”を嫌っていると思われる参加メンバーもおいでであったが、NPJの思想と活動やその情報に大きな期待を示してくれたメンバーも多くて、心強かった。
NPJ事務局(佐藤)
注記: その後、5月23日にスリランカ復興開発NGOネットワーク会合の担当者の方から以下のような電子メールが送られてきました。
非暴力平和隊・日本
共同代表 大畑 様
いつもたいへんお世話になっております。
先日のスリランカ復興開発NGOネットワーク会合には松代様と佐藤様のお2人にご出席いただき、誠にありがとうございました。
この会合の後、貴団体の正式参加について、ネットワーク参加団体とさらに協議をさせていただいたところ、この会合を経て貴団体に関する理解がかなり深まってきた模様で、6月のネットワーク会合からは正式な参加団体としてご出席いただける運びとなりそうです。
6月の会合は、6月14日〜16日の間で開催される予定です。日取りが決まり次第、改めてご連絡いたしますので、ご出席をご検討いただければ幸いです。
それでは、何卒よろしくお願い申し上げます。