「第3回 非暴力連続講座」の報告
第3回非暴力連続講座「ガンジー、キングの『非暴力』」が9月4日(土)に開かれました
13:30-17:00・文京シビックセンターにて・共催ピースネット
○以下、概要です。
資料配付、主催団体の簡単な紹介の後、第1部として、ビデオ(ガンジー、キングの成したことを紹介する内容で、併せて1時間15分程度)が上映され、第2部として、ビデオを見た感想や質問、「非暴力」に関して各人が考え、また疑問に思っていることが発表され、意見の交換がされました。(その後17:00-21:00まで2次会。)
感想・意見のいくつか
- 「勇気に感動した」「知らなかった」「非暴力しか希望はない」「非暴力は(理解が)むつかしい」「このような経験のないわたしたちに何ができるのか」
- 「非暴力を手段としてとらえるか、生き方としてとらえるのか」
「“何が非暴力か”は実践の場で、具体的に考えてゆくしか意味がないのでは?」
「第3者として紛争に関わる立場を考えたい」
「時代を超えて、ガンジー、キングを糧とするには?」他
アンケートには
- 「日本における非暴力を中心的に考える場があると良い」
- 「カンジー、キングに共感できない若者にたいして、非暴力への共感をえる努力をしたほうが良い」
- 「活動や知識を、はきだす場になっただけでは?」
など
その他
- 参加者は、主催者側を含め、30人。その中には、ガンジー参考文献の翻訳者や、沖縄からの方々(非暴力を大学で研究されている方も)、連続参加の方々がありました。また、当日、カンパが2件ありました。
- 内容的には、時間の制約もあり、重要な論点が出ましたが論議は深まらず、「参加型」の講座という点でも、もう1歩の感が否めませんでした。(これは、主催側の今後の宿題です。)
NPJ事務局より(文責:佐藤)