非暴力平和隊・日本

非暴力平和隊・日本 第3回運営委員会・総会 報告

2005年3月20日

  • 日時:2005年3月13日(日)
    午後1時〜午後4時半 運営委員会
    午後5時〜午後7時半 総会
  • 場所:音羽生涯学習館 学習室A
  • 議題:今年度予算・事業報告について、
    来年度予算・事業計画について、他
  • 議長:奥本京子
  • 書記:国吉志保
  • 運営委員総数18名(運営委員会定足数:9名)
    運営委員会出席者数 10名 委任状  7名
    *運営委員会出席者:
    (運営委員)青木護、浅見靖仁、安藤博、大橋祐治、大畑豊、奥本京子、君島東彦、鞍田東、小林善樹、高井真
    (事務局) 佐藤妙子、国吉志保
  • 正会員総数66名(総会定足数:22名)
    総会出席者数 17名 委任状 21名
    *その他、賛助会員2名が総会に出席
    *総会出席者:
    (運営委員)青木護、浅見靖仁、安藤博、大橋祐治、大畑豊、奥本京子、君島東彦、鞍田東、小林善樹、高井真
    (会員) 青山正、宇野朗子、勝田淳、小森洋祐、マイケル・トマス・シーゲル、田村あづみ、外山聖子、中里見博
    (事務局) 佐藤妙子、国吉志保

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1.非暴力連続講座

【意見】

  1. もっと入門的なことをやった方がいいのではないか。(鞍田)
  2. 活動体としてバランスが悪いのではないか――例えば、会員獲得のための方策がない点など(浅見)
  3. カリキュラムを組み、組織的・系統的な年間スケジュールを作成するほうが良い。(鞍田)
  4. そもそも非暴力思想の普及に眼目を置いてテーマを設定してきた。これからは各運営委員にテーマを提案してもらいたい。(大畑)
  5. 運営委員の方がもっと参加した方がよいのでは。(佐藤)
  6. メインイベントである講座がピースネットと「共催」というのは、どうか?
    →しかし、現状ではピースネットの関係で来場してくれる人がほとんど(佐藤)
  7. 新年度は、スピーカーを運営委員から選んではどうか。(君島)
  8. テーマをもっと広げる。(君島)
  9. 講座の中で、非暴力平和隊の活動について言及する。(君島)
  10. 会員獲得のために動く。(君島)
  11. 講座の中身を改め、運営委員も講座に参加する。(君島)
  12. 年度内に、来年度1年間の開催日程を決める。(鞍田)

【決定事項】

  • ピースネットと共催する。
  • 運営委員がスピーカーとして講座に参加し、呼びかけ・宣伝にも力を入れる。
  • 講座のカリキュラムを組み、年間のスケジュールを作成する。
  • NPおよびNPJの活動について、講座内で取り上げる。
  • 会員獲得の方策を検討する。

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2.運営委員会について

【意見】

  1. 運営委員会をもっと頻繁に開催した方がよい〔3ヶ月に1回〕。
  2. 規約はそのまま、運用面での「随時」開催を増やす。普通、毎月1回は開催する。(安藤)
  3. プロジェクトごとに運営委員が集まる。
  4. 運営委員会としては、年4回が限界ではないか。(浅見)
  5. 運営委員会の中に「執行委員会」的なものを設ける。
  6. 中期目標の課題、今年の企画を分担して実行する為の作業委員会を設ける。
  7. 地方組織、会員の職種別組織など、行動しやすい組織造りを奨励・支援する

【決定事項】

  • 理事会を6月、9月、12月、3月に、3:1(関東:関西)の割合で開催する。
  • 年度内に、来年度1年間の理事会の開催日程を決める。(君島)

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3.役員の役割、役員構成の変更

【意見】

  1. 会員に対するケアを充実させるためにも、3人目の共同代表をおく。
  2. 共同代表は、引き続き君島・大畑に続けてほしい。(安藤)
  3. 会員が会員用メーリングリストに投稿した際は、もっと活発なリアクションを。(鞍田)
  4. 規約に定められている「監事」が空席のままというのは、よくないのでは。
  5. 「事務局長」の役職を新設すべき。

【決定事項】

  • 運営委員の名称を理事に変更する。
  • 新たな役職として事務局長を設置する。
  • 新年度役員の選出
    • 共同代表は大畑豊と君島東彦が再任。
    • 新設された事務局長に安藤博が就任。
    • これまで空席だった監事に鞍田東が就任。
    • 青山正(ピースネット・市民平和基金代表)と中里見博(福島大学助教授)が新たに理事に就任。
    • 阿満利麿さん(明治学院大学教授)に理事を依頼する。
    • 谷口紀仁と鞍田東が理事を退任。
  • 役員の任期については、現行のままとする。
    〔規約第13条(任期)1項 役員の任期は1年とする。ただし再任を妨げない。〕

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4.規約の改正

【意見】

  1. 第8条(退会)2項(2)「会費を1年以上滞納したとき」を「会費を3年以上滞納したとき」に改正する。(岡本)
    →会員数の実態を把握しにくくなる。
    →退会したい(しかし退会届も出しにくい)ために、意識的に会費を払わない人もいる。

【決定事項】

  • 第6条4項として「会費差額を支払うことによって、賛助会員から正会員に変更することができる。その場合の正会員の期間は、変更前の賛助会費が有効な期間と同じとする。」を追加し、従来の4項を5項に変更する。事務局が入金を確認した時点で、正会員となる。
  • 第8条(退会)2項 (2)「会費を1年以上滞納したとき」は変更せず、現行のままとする。
    →ニューズレターを送る際、毎回督促状を同封する。
  • 第10条1項を「本会に、役員として、運営委員及び監事を置く。」から「本会に、役員として、理事、事務局長、及び監事を置く。」に変更する。これに伴い、以下の条にある「運営委員」を「理事」に、「運営委員会」を「理事会」に変更する。
    (第5条、第8条、第9条、第10条、第11条、第12条、第15条、第16条、第17条、第18条、第19条、第20条、第21条)

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5. 決算報告

【意見】

  1. 赤字決算である(貯えでもっている状態)。
  2. 大畑の講師料収入22万円が収入として計上されている。→大畑の負担が大きい。

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6. 中期的な目標について

【意見】

  1. 中期的な行動目標を立てる。今年は何をするのか。人(フィールドワーカー)の貢献、経済的な貢献・・・・(鞍田)
  2. 中期的な行動目標のための計画を策定、テーマごとの作業チームを編成する。例えば、
    • FW志願者「毎年200名」――1チーム相当
    • カンパ「毎年10億円」――日本人の1%百万人に、年1,000円
      (支出 330万円×200人=6.6億円、活動費)
      →FW志願者「毎年5名程度」、カンパ「毎年300万円」程度が現実的なのでは。(小林)
  3. これまでの細々とした活動をこれからも続けていくのは、もういいのではないか。(浅見)
  4. 知名度の点で不十分。まだ第一段階にも達していないのではないか。(高井)
  5. NPとの関係の強化=NPJを賛同団体ではなく、NP国際事務局のオフィス(東アジアオフィス)とする。オフィスを東京に置く。(浅見)
  6. 国際理事会、執行委員会を日本で開催する。→広報になる。
  7. 年度目標だけでなく、複数年度に渡る事業計画を策定する。(鞍田)

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7. GPPAC(武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ)への取り組み

【決定事項】

  • GPPAC(Global Partnership for the Prevention of Armed Conflict)に、NPJの役員・会員ともに積極的に関わる。理事の安藤博に月1度の会合に参加してもらう。

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8.会費

【意見】

  1. 会費を引き下げる。
  2. 会費の金額について会員にアンケートをとり、次の総会で決議すればよいのでは。(君島)
  3. 今回の総会にて引き下げ案について決議すべき。否決されればそこから今後議論を始める

【決定事項】

  • 会費の引き下げは否決。

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9. その他

【意見】

  1. フィールドワーカーの育成プログラムを組む。
  2. 君島論文(『平和・人権・NGO:すべての人が安心して生きるために』の抜き刷り)、「非暴力平和隊:実現可能性の研究」の冊子を作成・配布する。
  3. カンパのキャンペーンを立ち上げる。
  4. スリランカ・プロジェクトへのカンパとして、昨年度の60万円を上回る70万円を今年度中にNPへ送ることを提案するも、会の維持運営費用を優先するという意見に譲歩し、スリランカカンパとして集まった約10万円に会員・賛助会員の気持ちを上乗せした20万円で採決を求める。(鞍田)
  5. 秋から予定している大島みどりのスピーキング・ツアーの準備をする。(会場ではカンパを募る)
  6. 組織の整備・強化を進める。(鞍田)

【決定事項】

  • 君島論文の冊子は事務局が作成、理事・会員に配布してもらう。
  • スリランカ・プロジェクトへのカンパとして、現在寄せられている109,280円分相当のドルを今年度中に送金する。

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10. 総会参加者からの意見

  1. NPJのリーフレットの改訂(デザイナーに依頼する、などして見栄えよく)
  2. 非暴力平和隊(NP)国際事務局のアニュアル・レポートを日本語で読めるようにしてほしい。
  3. 「非暴力ライブラリー」(本や映像資料)をつくる

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