非暴力平和隊・日本

スリランカ通信(49)2005.03.11

スリランカ通信49号/3月は異動の季節(再移動)

2005年3月11日
大島みどり

この通信は私の個人的な感想や考えを述べたものであり、Nonviolent Peaceforceあるいは非暴力平和隊・日本の公式見解を示すものではありません。転載・転用をご希望の際は、筆者あてご連絡ください。

みなさまこんにちは。日本は少しは暖かくなってきているころでしょうか。スリランカはますます暑くなっています。2週間ほどジャフナを離れているので、あちらがどうなのかはわかりませんが、ここ数日南部では、夕方に雷雨が訪れます。少しは気温が下がるのでよいのですが、大きな雷がときどき落ちているようです。

先週約5日間のNPSL(スリランカ・NPチーム)全体ミーティングとそれに続く話し合いで、わたしのジャフナからの移動が決まりました。今週は休暇でコロンボにいますが、来週月曜にジャフナに戻り、おそらく1週間ほどで、マータラに移動します。まだ病気療養のため帰国中のFTM(フィールド・チーム・メイト)が数人いたり、そのほかいろいろな理由で、しばらくの間、わたしはひとりでマータラに赴任する予定です。その間に、マータラ以外の南部の活動の可能性を探る活動(フィールド・トリップなど)も行う予定です。

ジャフナでまだしたいことはたくさんありましたが、古巣(?)のマータラで今後できることを見つけていこうと思います。マータラの何人かの知り合い・友人は、わたしがジャフナにいても連絡をくれていたりしたので、彼(女)らがわたしを助けてくれると思いますし、またわたしが何か彼(女)らとできることがあれが、とてもうれしいです。先日ほんの半日だけでしたが移動中に垣間見た、ゴール北部から南部にかけての津波被災地は、やはりひどいものでした。(マータラは見られませんでした。)津波救援活動のモニタリングも引き続き行っていく予定です。

異動の問題のひとつは、ことばです。
タミル語(最初のトレーニングで学んだ)→シンハラ語→タミル語→シンハラ語・・・おそらくどちらのことばにも慣れずに、任期を終えそうです。

きょうはお知らせだけにさせていただいて、マータラで落ち着いたら、またご報告させていただきます。みなさまもどうぞお元気で。

大島みどり

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