非暴力平和隊・日本

Rumors of Peace 2001〜2004:2004年1月号(日本語版)

2004年1月

親愛なるみなさま、

新年にあたり、私は感謝を持って記します。スリランカのチーム・メンバーの仕事に感謝します。この仕事を遂行する為のあなたの贈り物に感謝します。

スリランカの地にあって、平和隊の4つのチームは、その地域の潜在的な暴力を減少するため、非暴力の4つの重要な手法の第一番目である国際的プレゼンスを用いています。スリランカで国際的プレゼンスを創り出すことはその地域の主要な人たちとの関係を構築することを意味します。例えば、平和隊の一つのチームはスリランカのトリンコマリー(Trincomalee)地域にあるムートル(Muthur)で生活し活動しています。先月、その平和隊チームメンバーは宗教指導者、スリランカ政府、そして、LTTEの人達と会いましたが,このような会合は紛争地域にある全ての関係者にとって、平和隊が信頼できる仲介者になるようにするためです。次のステップはこの信頼の上に立って、ムートルにおいて暴力と報復の連鎖を断ち切ることです。

私たちは非暴力平和隊に新たに二つの賞が与えられたことを報告することを嬉しく思います。12月に国連はアフリカの平和隊のメンバー団体であるマノ河女性平和ネットワーク(Mano River Women's Peace Network)に2003年人権分野賞を授与しました。そして米国では、平和隊はヨガ・ジャーナル(Yoga Journal)より2003年Karma Yogaの受賞者となりました。

これらの新たな展開は新たな年のよき前兆であります。新しい世界を可能にする為にあなたがおこなった全てのことに対し感謝します。

メル・ダンカン
事務局長

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