非暴力平和隊・日本

NP共同代表からの手紙:2003年9月26日

和訳/Letter from NP co-chairs 20030926

2003年9月26日

親愛なるNPメンバー団体のみなさん、

これは、NP内の進展状況および私たちがいま直面している諸問題をみなさんにお伝えする月例報告の第4号です。平和と非暴力を求めるあなたがたの活動が成功しますように、そしてNPの中の発展があなたの期待通りでありますように、と望みます。前の号は7月14日にe-mailで送りましたが、夏休みも終わったので、月報の形に戻ることを期待しています。添付の文書は、私たちのスタッフを代表したMel Duncanの月例活動報告です。

Melの報告にありますように、私たちの最初のチーム・メンバー11名(内8人は女性で、6人は南側です)は、スリランカ国内でのトレーニングを始めるために今週スリランカに到着します。チーム・メンバーは、サルボダヤ(Sarvadoya)のトレーニング・センターでトレーニングを受けるでしょう。半数はタミル語を学び、残りの半数はシンハラ語を勉強します。私たちはもうすぐNGOとして登録され、諸政府からの資金を受け取ることができるようになるでしょう。また、私たちは、スリランカ人で経験豊かなDharshani Croosをプロジェクト管理者として採用しました。

私たちの資金集めの努力の成果は、主要な政府側資金供給なしにNPをこれまで維持してくることができましたが、今年の10月までには政府助成金を受けられると期待しています。私たちは資金がもっと集まるまでは第二次のチーム・メンバー・グループの募集を始められないでしょう。私たちは、メンバー団体が自国の政府と折衝するなど、メンバー団体からのあらゆる支援を必要としています。また、平和債(Peace Bond)を奨励していただくことも助けになります。セント・ポールの事務所または地域のコーディネータにご連絡ください。

アフリカの協議会は延期され、代替的プロセスとして、新しいアフリカ地域コーディネータを採用することについて、アフリカのメンバー団体と相談することが計画されています。運営委員会は、次のIGC会議に提出するため、内規の新改訂に取り組んでいます。戦略と方針委員会は、ワーキング・グループに関する一連の提案ならびにメンバー団体間の通信と行動に関する方針について取り組んでいます。

執行委員会は、進行過程を見直し、主要な問題を討議するために、電話会議によって毎月行なっています。執行委員会は、次のIGC会議の準備のため、ならびに、IGCが決定するための一連の方針提案を討論するために、10月30日から11月3日にかけてロンドンで会談する予定です。次のIGC会議は、2004年の1月から2月の間に開かれる予定です(場所はまだ未定)。

10月3日に私たちは、スペインのカタルニァのバルセロナにあるAsociaci JosephVidari Llechaから“Peace Memorial Prize(平和メモリアル賞)”を受賞します。私たちはこの受賞がたいへん栄誉なことであり、社会改革センターであるNovaのカタルニァ地方でのNPの紹介活動のおかげであると認識しています。

日一日と現実になりつつある夢のために、

共同代表:ティム・ウォリスおよびクラウディア・サマヨア

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