概要
非暴力平和隊(Nonviolent Peaceforce, NP)は、地域紛争の非暴力的解決を実践するために活動している国際NGOです。2002年12月、インドで発足し、国際事務局はベルギーのブリュッセルにあります。非暴力平和隊は、各地の紛争地に国際チームを派遣し、地元の非暴力・平和団体や人権活動家と協力し、地元活動家や地域住民等に対する脅迫、暴力等を軽減させ、地域紛争が非暴力的に地元の人によって解決できるよう、支援することを目的としています。NPは2003年11月からスリランカで活動を開始、現在20ヵ国から25人のフィールド・ワーカーを派遣しています。また2007年からはフィリピンのミンダナオでの活動も開始しました。
非暴力平和隊・日本(Nonviolent Peaceforce Japan, NPJ)はその日本グループです。(非暴力平和隊・日本についてはこちらをご覧下さい。)
これまで世界中の平和活動家たちが小規模な非暴力的介入について経験を積み、成功を収めて来ました。非暴力平和隊はこれを大規模に発展させるために創設されました。非暴力・非武装による紛争解決が「夢想主義」でも「理想主義」でもなく、いちばん「現実的」であることを示せると自負しています。
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手法
世界各地で起きている紛争の非暴力直接介入による解決をめざします。そのために次のような手法を用います。
現地に派遣されるフィールド・ワーカーは、約2ヶ月間の訓練後に紛争地域に派遣され、以下のような活動をおこないます。
護衛的同行
暗殺・誘拐等の危険な立場におかれている活動家等に同行します。
国際的プレゼンス
フィールド・ワーカーは紛争地帯にある村落や境界線、非武装地帯に「世界の目」として滞在します。これによって武力行使は国際的な非難の的となるというメッセージを武装組織に送ります。
情報発信
フィールド・ワーカーは暴力的行為が政治的に受け入れられないような環境をつくることによって暴力を抑止します。「世界中が注目している」ことを徹底するために、平和隊は従来のメディアに加え、インターネットを使いリアルタイムで情報を配信します。
「割り込み」
平和隊は、対峙しているグループの間に物理的に割って入り、暴力の抑止に努め、当事者が平和的に紛争を解決するような環境をつくります。
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非暴力平和隊のメンバー団体
非暴力平和隊はすでにある世界中の平和・非暴力NGOが参画し、NPのメンバー団体になることよって組織されている連合体です。現在69団体が加盟しており、多くの地域で平和実現への支援と非暴力平和隊の国際的推進をはかるために、地域・個人レベルで会合を持っています。
日本のメンバー団体は現在、非暴力平和隊・日本(NPJ)、ピースボート、日本山妙法寺の3団体です。
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フィールド・チーム・メンバーについて
現地に派遣され活動に従事するフィールド・チーム・メンバー(FTMあるいはCivilian Peacekeeper)になるには書類審査、電話インタビュー等の審査を経て、10日間、21日間の各トレーニングを受けます。トレーニングはこれまでタイ、インド、ナイロビ、ルーマニア、フィリピンなどで開催されています。
メンバーには月給と現地生活費が支給されます。
応募方法等詳細はこちらをご覧ください:
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