非暴力平和隊・日本

「日本科学者会議福島支部福島大学分会」主催の学習会での講演の報告

7月17日の「日本科学者会議福島支部福島大学分会」主催の学習会「憲法9条:非暴力による平和構築の可能性」での非暴力平和隊の活動と理念についての講演のご報告をいたします。

学習会は、福島市内で開催され、非暴力平和隊・日本の運営委員の釈さんと、5月に入会した私が非暴力平和隊の活動などを紹介しました。参加者は全部で15名と、こじんまりしたものでした。が、これから福島県内で非暴力平和隊のPR活動を本格化しようと考えている私たち福島のメンバーにとっては、最初の一歩を踏み出したという意味がありました。

学習会のテーマは、「憲法9条:非暴力による平和構築の可能性」で、日本科学者会議福島支部福島大学分会が主催しました。

学習会の意図は、憲法の改変が政治日程に上がってきた今日、科学者会議会員および一般市民に、憲法改変問題を考える機会を提供する、ということでした。今後、1年、2年と息長く憲法問題を取り上げていくうえでの皮切りとして、日本国憲法の平和主義の意義を再確認するとともに、平和主義を具体化する活動として非暴力平和隊を紹介する、という企画でした。

私が30分強ほど憲法の平和主義について話すなかで、軍事力によらない平和の構築の具体例として非暴力平和隊の話を一般的にしたところで、釈さんにバトンタッチしました。

そして釈さんから、非暴力平和隊になぜ加わったのかという個人的な思いなどをまじえながら、豊富な資料とわかりやすい内容の話が30分強ほどありました。

非暴力平和隊に関する参加者からの質問・意見としては、
「政治的中立を保つ方針について、むしろ憲法改悪を阻止するための政治的行動や連携が不可欠では」
というものや、
「学校の教科書に取り上げてもらうようはたらかけてはどうか」
というものがありました。

参加者15人の内訳は、科学者会議8人、一般市民6人(うち高校生1人)、および釈さんでした。

なお、翌日、学習会の模様が地元紙に写真入で掲載されました。

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