非暴力平和隊・日本

第8回非暴力連続講座の報告

3月5日(土)第8回非暴力連続講座「私たちの生活と軍事費」が開かれました。

12:45-16:50 文京シビックセンターにて・共催ピースネット

参加者は17人(主催者側を含む)。
以下概要です。

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【第1部】(1時間半ほど)

  • 大畑さんから、軍事費不払い運動の事例や歴史・不払いの具体的方法が説明され(とくに90億ドル戦費支出違憲訴訟、反戦地主重課税訴訟、源泉徴収などを中心に)、民主主義との関係での重要性が指摘されました。
    *資料:2005年度政府予算の円グラフ(「良心的軍事費拒否の会」機関誌・通巻114より)・「軍事費でこんなことが出来る」(世界ゲーム研究所作成・2001)確定申告書用紙など。とくにお勧めの参考文献は「憲法違反の税は払えません」(三一書房)。
  • 阿木さんからも、自分の実際の経験や、アメリカの事例が紹介されました。

【第2部】(同)

  • 阿木さんの司会で、「NHK受信料をめぐって」(報告者は、国吉さん)が議論されました。
    *資料:受信料制度・放送法・NHKの言い分(HPのQ&Aより)・公共放送の各国事情(各国放送局・各国外務省HPなどから収集)など。

議論は、NHKの公共性についての疑義、公共放送の意義、意義あればどのようなあり方が考えられるか、などなど。さらに研究されるべき重要な問題であることが確認されました。

QUESTIONタイム(提起者は佐藤)

*これは、今回はじめての試みです。

  1. クエーカーのある立場(『For Beginners 非暴力 』<文は阿木幸男・1987>よ り)について、阿木さんと問答し理解を深めました。
  2. 思想表現・運動として、街の広告を破り捨てるという、最近のフランスでの動きを紹介し、賛否・評価を議論。(さまざまな意見、関連事例がだされ、非暴力行動の歴史に学ぶ大切さを再確認しました。)

●次回第9回(4月2日<土>・13:30-16:30)は、「ガンジーの非暴力:生活の現場からの社会改革(仮)」です。会場がいままでと異なります。詳しくはこちらをご覧下さい。

以上。

事務局より(文責・佐藤)

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