非暴力平和隊・日本

野田真紀インドネシアレポート:No.10

No.10 2002年10月1日

Apa Kabar? Saya baru kembali dari Aceh Utara. Field Tripnya bagus sekali! (お元気でしょうか? 私は北アチェ県から帰ってきたばかりです。(北アチェ県の)旅はとてもよかったです。)

9月の終わりの週(25日から30日まで)北アチェ県のロクソマウェーという町にオランダ人のAnnetteと共に行って来ました。ロクソマウェーは石油、ガスが豊富な町で、日本からの輸送船も行き来しています。ロクソマウェーの町は、私が住んでいるバンダアチェよりもずっと小さな町で、市外の農村では銃撃戦がよく起こっています。今回の旅は、8月の旅同様、PBIの広報活動をしてきました。また、クライアントからの護衛的同伴の依頼があったので、それにも同行しました。広報活動では、議会委員長とあったり、市長のアシスタントと会ったりしました。PBIのことを説明するのにも大分慣れてきました。始めは理解してもらうのにかなり四苦八苦していたのですが、今では言葉の使い方にも慣れてきました。

今週は、他のメンバーが東アチェ県と南アチェ県に護衛的同伴でクライアントに同行しています。

今、アチェのオフィスには、ソフィー(フランス)、アネッテ(オランダ)、サナ(スェーデン)、リナ(スウェーデン)、メーガン(オーストラリア)、ウリ(ドイツ)、ルース(イギリス)そして私が活動しています。ジャカルタには新しいメンバーが加わりました。ナタリア(ルーマニア)、スチュアート(イギリス)、リザ(マレーシア)、イザベル(フランス)、ミナ(スウェーデン)、マリーン(フランス)が活動しています。

メンバーのアチェとジャカルタでの入れ替えもよく行われるため、チームワークを築くのがなかなか難しくなってきました。でも、それもPBIのヴォランティアのとしての直面していかねばならない現実です。

8月の初めにヴィザの更新のためにマレーシアに行ってから早2ヶ月。PBIに参加してからはまだ休暇をとっていないので、そろそろ休暇をとる時期。紛争地域にあまり長く居すぎると、精神的にダメージを受けるので、来週休暇をとることにしました。毎日軍隊と銃を見ている生活は日本に居たときの私には考えられない生活ですからね。

それではまた。

野田 真紀

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