憲法9条と国際貢献──紛争地で何をするか
インド洋上での軍艦給油やイラク戦場での兵員輸送など、「とにかく自衛隊を出す」
という日本政府の姿勢が目立ち、既成事実が重ねられています。国際社会における紛
争解決に対し「武力による威嚇又は武力の行使は・・・永久にこれを放棄」するとい
う日本の誓いはどこにいったのでしょうか。
憲法は、各地の悲惨な紛争をただ傍観せよとしているわけではありません。非暴力
に徹しつつ、武力によらない紛争解決への真摯な努力を求めているのです
東チモール、アフガニスタン等の紛争現場で武装解除に携わるとともに、政府に対
しても積極的な発言をしている伊勢崎賢治さんの講演、スリランカ、フィリピンにお
いて市民の非暴力介入による紛争解決を実践している非暴力平和隊の君島東彦さんと
の対談をとおし、日本として、日本市民としてすべきこと、できることを考えます。
講師
伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授)
対談
君島 東彦(NPJ共同代表、立命館大学教授)
日時
6月21日 18:15〜20:45
会場
文京シビックセンター 3階会議室A・B
電話 03(3812)7111
営団地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅 徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅 徒歩1分
参加費
800円