非暴力平和隊・日本【お知らせ】
NP賛同者 マグワイアさん、イスラエルで拘束される
ノーベル平和受賞者で非暴力平和隊(NP)賛同人、去年の日本での9条世界会議で記念講演をされたマイレード・マグワイア Mairead Maguire さんが、6月30日イスラエル軍に拘束され、イスラエル国内に拘置されています。
イスラエル軍が「自由ガザ運動」の船「SPIRIT OF HUMANITY」を拿捕し、ノーベル平和賞受賞者マイレード・マグワイア、元アメリカ国会議員Cynthia McKinneyを含む21人11カ国の人権活動家を拉致しました。乗船者・乗組員はイスラエル国内に連行されました。船には援助物資が積まれていました。
詳細は、下記抄訳・原文をご覧ください。
International Action Center (米国)からの情報です。
http://www.iacenter.org/palestine/gazashipment_petition063009/
Sign Online Petition -- EMERGENCY: Israelis Attack Humanitarian Aid to Gaza
文中にも書いてありますが署名も集めています:
http://www.iacenter.org/palestine/gazashippetition
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昨夜、イスラエル占領軍はフリー・ガザ運動の船「スピリット・オブ・ヒューマニティー」を攻撃して乗り込み、11カ国21人の人権活動家を拉致しました。その中にはノーベル平和賞受賞者マイリード・マグワイヤ氏や元米上院議員シンシア・マキニー氏も含まれています。乗船者と乗組員はイスラエルに連行されていきました。
人道支援物資の押収と人権活動家の拉致は国際法上では犯罪とされる海賊行為になります。船が攻撃されたのはイスラエルの領海上ではありませんでしたし、船はガザへの人権擁護活動に向かう最中でした。イスラエルによる公海上の非武装の船に対する故意の、準備周到な攻撃は、明らかな国際法違反です。
米国政府とメディアがこのことを無視したのはシンシア・マキニーやパレスチナ人に対する人種差別主義といえます。我々が広めていくしかありません。
昨日の国際赤十字社の発表によれば、ガザに住むパレスチナ人たちは「絶望に囚われて」います。12月〜1月のイスラエルの攻撃で破壊された家々に暮らしていた数千人のガザの人々は、約45億ドルの援助の約束があるにもかかわらず未だに仮住まいをもっていません。なぜなら、イスラエルがセメントその他の建設資材のガザへの搬入許可を拒んでいるからです。
また報道によれば、イスラエルが医薬品供給を妨害しているために、病院は患者のニーズにこたえるのに大変苦労しているとのことです。
イスラエル占領軍による非武装の船へのテロ行為は明らかに、ガザの人々との連帯を示そうとする人々への脅しです。
抗議署名はここから
http://www.iacenter.org/palestine/gazashippetition
(拉致された21人の人権活動家の解放と、ガザの封鎖解除をオバマ大統領、クリントン国務長官、バイデン副大統領、米国議会の重要人物、国連総会理事長、国連総長、国連安保理メンバー、国連加盟国、イスラエルの大統領・首相・与野党党首、主要メディア代表、国際赤十字に対してただちに求める署名です)
(翻訳:田中泉)
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スリランカの情勢について要望書提出
スリランカ政府とタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)との戦闘は終結しましたが、戦闘中より続いているスリランカ国内における人道的危機の状況に対し、スリランカに対する最大の経済援助国として、また国連人権理事会理事国として、積極的な対応を求める、NGO・研究者等の共同の要望書を平和構築推進議員連盟の藤田幸久事務局長(会長:綿貫民輔)に手渡すとともに、日本・スリランカ友好議員連盟(会長:野呂田芳成、事務局長:小渕優子)、中曽根弘文外務大臣に送付しました。藤田事務局長との面会には国際平和協力センター(IPAC)の池上善晴代表も同行されました。
要望書は以下のとおりです。
スリランカ難民に対する助成策等についての要望
平和構築推進議員連盟
事務局長 藤田幸久 殿
スリランカの恒久的平和を求める
研究者・NGO有志一同
スリランカの文化・社会研究並びにスリランカにおける平和・人道問題に関
わってきたわたくしたち研究者・NGOメンバーは、内戦終結後、多くのひとびとが難民生活を余儀なくされるに至ったことを深く憂慮しています。こうした事態に対して、日本政府が以下のような事柄につき必要な手立てをとるよう促していただくことを要望いたします。
- 日本政府が行う難民助成に関して、一定期間、支援チームを避難民所へ派遣し、援助物資の供給状況や人権侵害の有無などにつき情報収集を行うような手立てを講ずる。
- LTTEの戦闘員を探すため、戦闘地域から逃れてきた人々を恣意的に拘束したりしないよう、国内避難民の移動の自由を認めることをスリランカ政府に求める。
- 紛争後の混乱の中で人権が損なわれることのないよう、スリランカ国内外の報道機関に取材・報道の自由が確保されることをスリランカ政府に求める。
- 内戦の結果生じた難民保護などの人道問題に対して十分な活動を行えるよう、これまで活動をしてきたNGOメンバーの滞在延長と新規活動要員のビザ取得などをスリランカ政府に要請する。
サンフランシスコ講和会議で、スリランカ政府代表団のJ.R.ジャヤワルダナ団長が日本に対する賠償請求権を放棄し国際社会への復帰を暖かく迎えた言葉を、いま、スリランカの紛争当事者たち、そして世界の全てのひとびとに送ります。
〜「憎しみは憎しみによっては止まず、ただ愛によってのみ止む」〜
2009年6月30日
スリランカの恒久的平和を求める研究者・NGO有志一同
- 澁谷 利雄(和光大学現代人間学部教授)
- 今尾 宏子(パルシック)
- 岩野 晶子(歯科医師)
- 岡本 弘子(日本スリランカ友の会)
- 川島 耕司(国士舘大学政経学部教授)
- 高桑 史子(首都大学東京人文科学研究科)
- 徳留 由美(非暴力平和隊スリランカ活動元メンバー)
- 長尾比呂未(地球の子ども新聞)
- 早川恵里子(和光大学社会文化総合研究所)
他1名
- 特定非営利活動法人 国際平和協力センター(IPAC)
代表 池上 善晴
〒193-0826 東京都八王子市元八王子町3−2914−4
電話:080-3515−3710、FAX:042−663-3223
- 国際交流NGO ピースボート
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
電話: 03−3362−6307 FAX: 03−3362−6309
- ヒューマン・ライツ・ウォッチ
東京ディレクター 土井 香苗
〒101‐8301 東京都千代田区神田駿河台1−1
明治大学アカデミーコモン7階 4A
電話: 03-5282-5160 Fax: 03-5282-5161
- 非暴力平和隊・日本(NPJ)
共同代表 君島 東彦、大畑 豊
〒101-00631 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1F A室
電話: 080-6747-4157 FAX: 03-3255-5910
中曽根弘文外務大臣、日本・スリランカ友好議員連盟に送付した要望書はこちらからご覧ください
・中曽根弘文外務大臣宛て要望書(gaisho.pdf|118KB)
・日本・スリランカ友好議員連盟宛て要望書(yukogiin.pdf|187KB)
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講演会 「生きかた、在りかたとしての非暴力」
正木高志さんは、九州熊本の阿蘇山録の「アンナプルナ農園」で農業を営むかたわら、講演や執筆、インド哲学の翻訳、作詞・作曲などに携わっています。2007年3月21日春分から夏至にかけて、若者たちとともに原子力発電所のある地域を巡り、木を植えながら島根県出雲から青森県六ヶ所村まで歩き続ける「おむすび巡礼/walk9」を企画、実行しました。
そして今年2009年9月には、日本・韓国の若者たちとともに100日間の韓国一周の巡礼「walk9/韓国巡礼」を行います。
今回の講座では、正木さんが環境から植林、そして平和問題へと心を動かされてきた軌跡と、なぜいま韓国巡礼なのか、そしてwalk9の9が意味する憲法9条を再度日本が選びなおす意味と意義について、じっくりうかがいます。
生きかた、在りかたとしての非暴力を、正木さんのお話はわたしたちの心に直接届けてくれます。
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講師
正木高志
著作:『木を植えましょう』(南方新社)、『出アメリカ記』(雲母書房)、『空とぶブッダ』(ゆっくり堂)など。
日時
9月5日(土曜日) 午後6:30〜8:30
会場
文京シビックセンター 4階会議室B
電話 03(3812)7111
営団地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅 徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅 徒歩1分
地図
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
参加費(資料代)
800円
主催
非暴力平和隊・日本 TEL 080-6747−4157
ウェブサイトhttps://np-japan.org/
メール
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